スポーツ外傷

まずは自分の状態をチェックしてください。

・同じ場所を繰り返し痛める
・次々に痛む場所が増える
・痛み止めで我慢する

この状態の方は悪化し、今後はさらにひどくなる可能性が非常に高いです。
速やかに当院に受診してください。

・ケガの予防に日常的に整骨院に通っている
・筋肉・関節が固いことがケガの原因だと思っている
・競技のためではなくて、健康のためにスポーツをしているのでフォームを意識したことはない。
 またはテレビで言っていた健康法、ウォーキング方法、ジムで教わった体の動かし方をなんとなくしている。

これに当てはまる方はスポーツ障害予備軍です。正しい体の動かし方を当院で身につけましょう。
じつは知らず知らず体を悪くしている恐れが非常に高いです。

スポーツでの痛みや不具合が出ている場合は以下のような施術プログラムを組みます。

  • 1.局所状態の改善
  • 2.全身のバランス調整
  • 3.体のクセを抜く体操指導
  • 4.フォーム指導

 

通常1回~5回、局所状態の改善と全身のバランス調整をして痛みを抜きます。
その後来院ペース落として指導をしつつ再発予防の施術プランを組みます。

いつまでも痛みが続くなどの場合にはセカンドオピニオンを勧めることはありますが、経験上セカンドオピニオンは転移を伴った骨折や早期の腰椎分離症に限られました。
今後も上記のケース以外でもセカンドオピニオンは積極的に勧めます。

1.局所状態の改善
スポーツでの痛みは往々にして炎症を伴います。
その炎症を抑える処置に当院では超音波&高電圧ハイボルテージ療法・マイクロカレント施術もしくは鍼施術を用います。
※痛みそのものが少ない、または整形外科で炎症を抑える処置が的確に行えている場合はこの局所施術は必要でない場合があります。
2.全身のバランス調整
体の歪みから原因がわかります骨盤矯正で全身のボディバランスを調整します。
筋肉、靭帯、骨膜、関節包などの運動器は特別な疾患を除けば、一回または複数回の物理的、機械的刺激によって起こります。
そして、本来であれば健康でバランスのとれた骨格は常に負荷を全身に分散して一点に負荷(物理的刺激)がかかりにくくなる構造をしています。
しかし、歪んだ体であればどうでしょう?
全身で緩衝するはずだった衝撃は一部の関節にかかり、全身で発揮するはずだったはずの筋力は一部の筋肉しか発揮できなくなります。
その結果関節では関節に過度な外力→炎症→負荷に耐えるために関節面が広くなる等の関節の変形・骨の骨折→不可逆的変化で手術のみが有効な手段となる→手術部の機能低下が他の関節の負荷を増大させる→痛みが他にも出現→悪循環を他の関節でスタートという悪循環を生みます。
(例)成長期では離断性骨軟骨炎、野球肩、野球肘、テニス肘、腰椎分離症、ジャンパー膝、踵骨骨端症、壮年期・高齢者では四十・五十肩、変形性頚椎症、頸椎・腰椎ヘルニア、腰椎すべり症、肋骨疲労性骨折、股関節炎・変形性股関節症・変形性膝関節症、外反母趾
筋肉では短期的かつ低回数の負荷で負傷した場合は肉離れとなります。
長期的かつ高回数の負荷で負傷した場合は摩擦による筋膜・骨膜または腱鞘の炎症→長期的な炎症は自覚に乏しいので、筋繊維が擦り切れて断裂するまで自ら深刻化させていますケースも多々あります。
(例)腱鞘炎、上腕二頭筋長頭腱断裂、オスグットや各所の肉離れなど
いびつな体は危険です、 一刻も早く整えましょう。
3.体のクセを抜く体操指導
その人独特の体のクセにあった「正しい体の使い方を教育する体操」を指導します。
これは筋トレみたいに体を追い込むトレーニングと違い、少し体が温まる程度の負荷で行います。
普段使わない体の使い方を積極的にするので、筋トレよりも脳トレに近い感覚で運動してもらいます。
適切な筋力バランスを得ることによって、骨盤矯正で取り戻したボディバランスを保つことができます。
骨盤矯正は一時しのぎでしかありません。正しい骨格は正しい筋肉・筋力から生まれます。
4.フォーム指導
多くのスポーツ選手やスポーツ愛好家は同じ場所を痛めます。
痛みの解消と再発の悪循環を繰り返すほど状態は悪化し最後は手術することが多いです。
手術してもまだ競技を続ければ他の場所で悪循環を繰り返す。
スポーツの現場ではよくあるケースです。
でもそのほとんどが適切なフォームを獲得していないことに起因します。
当院では体に合った競技フォームを指導して再発の原因を無くします。
保護者様に
軽視されがちですが、少年期から青年期にかけてのスポーツほど、その後の一生のトラブルの元になりかねない故障・後遺症を抱えるケースが多いです。
一部の統計では10代での過度なスポーツ経験者の50~60%に腰椎分離症を抱えているとのデータも発表されました。
お子様がもしスポーツをされていて不調を訴えていたら、漫然としたマッサージや痛み止めなどで痛みをごまかさないであげてください。
痛みは向き合うことで本当の原因がみえてきます。
後遺症は一生は治ることのないという意味です。どうかスポーツで後遺症を生まないでほしいと切に願っております。

 

Q&A

金額はいくらかかりますか?

当院では一定額での負担金の徴収や自費施術のセット料金などは用意しておりません。
患者さん毎の来院時の状態で施術内容をその都度細かく変更することが多いからです。
最初のカウンセリング時に、ケースに応じた金額はお伝えしております