下肢一覧

急に膝が曲がらない

年齢 50代

性別 女性

症状 2週間前から右ひざが痛み始めて徐々にひどくなってきた。膝周りがブヨブヨした感じがして、膝を曲げると膝周りとふくらはぎが引きつるように痛くて90°くらいしか曲げられない。正座もできなくなっている。
以前は腰痛で整形外科を受診していたが、なんとなく整形外科より当院がいいんじゃないかと思い来院。

今回施術は初回に骨盤矯正超音波を施術しました。
膝の滑液の粘性を低下させる目的で3日間は最低限の施術と超音波のみ照射する日を設けました。
経過は初回から良好で膝の痛みとブヨブヨ感は順調に減って2週間後には趣味のインディアカも再開しました。
膝の痛みの直接的な原因は膝関節内部の炎症から滑液が過剰分泌されて関節の運動を阻害して起こっているものと推測されます。痛み・ブヨブヨ感はまさに「膝の水」によるものでしょう。
しかし、大事なのは「なぜ炎症が起きたのか」なんです。
これを知らずに痛みを取って終わると、必ずもっと治りにくい状態で再発します。
今回は膝なので原因の解決がなければ膝の骨は変形してしまうでしょう。
そこで、この患者様には今後、徐々に足りない筋力を補うトレーニング方法、立ち方等を後日指導して再発・悪化の予防のコツをつかんでもらう予定です。

2018年03月13日

デットボール

年齢 10代

性別 男性

症状
軟式野球の大会で足首にデッドボールを受けて負傷。
時間が経つごとに腫れて歩くことも困難になったため受診。
練習を休める環境でないので、すぐにでも良くしたい、走れるようにしたいとの要望でした。

施術
写真ではわかり辛いですが、腫れていたので本人は骨折も心配はしましたが、腫れ以外は骨折につながる所見がみられなかったので打撲と判断して施術しました。
腫れを引かすために超音波&マイクロカレントを照射。
照射後に腫れが少し引いたので改めて丁寧に触診。
患肢の腓骨が下がっている雰囲気だったので、丁寧に触診して本来の位置に誘導する骨ストレッチを施しました。
施術後は歩行が可能になりました。
翌日も練習前に来院、同じ施術と練習に耐えられるようにテーピング。
2日目の施術後は軽いジャンプやジョギングができるまでに回復しました。
通常の練習メニューに戻るのに3日間、3回の加療で終了でした。

2018年03月29日

軽度外反母趾

性別 女性

年齢 10代

症状
部活のバレーボールでフレイング練習・ジャンプ練習・ダッシュ練習
この3っをした後に外反母趾になっている両親指が痛む。
練習後は触らなくても痛いし、時間がたっても靴を履いたり、触ったら親指が痛む。
親指が内に曲がって外反母趾になってきていました。

施術
1回目
痛みが強いので、まずは関節部分に超音波(3メガヘルツ)&マイクロカレントを照射。
痛みが少し引いたところで足の甲の骨から趾まで優しく骨ストレッチをかけて炎症部分の負担を軽減させました。
練習が休めない環境なので、1回目の最後に安静を保つスポーツ用テーピングを施して終了。

2回目の施術時にジャンプの仕方を指導。
2週間ジャンプの正しい飛び方を徹底的に意識してもらいました。

2週間後ジャンプ後の痛みはなくなっていたので、残すはダッシュ練習後の痛みだけになりました。
そこでダッシュ時に意識するポイントを指導して2週間、意識して練習に励んでもらいました。

最初の来院から約4週間後、自覚症状の親指の痛みはすっかり消えて、練習後も足の指を押しても曲げてもなんともない状態でした。

そして本人にとって嬉しい変化が2つ。

軽度の外反母趾がきれいな親指に戻っていました。だれからみてもきれいな指の形です。

そして運動指導をうけてからジャンプの高さが増して、ブロックの姿勢が安定したそうです。
あと走るのも早くなったと喜んでいました。

追記
今回のケースは学生の部活でよくあるケースです。
細かな走り方やジャンプの指導が行き届かず、自己流でケガをして骨の変形も一歩手前になった。
願わくば、成長期の子供には正しい運動が指導されて、ケガなくポテンシャルが発揮られる環境を与えてあげたいものですね。
2児の父 院長山本より

2018年04月03日

膝の内側が痛い

性別 男性

年齢10代

症状
右ひざが3月から、左膝が5月初旬から痛みが出始めてなかなか治らない
右ひざは原因が不明で長く痛みがあったが、当たったり押さえたりしなければ痛みがでないので様子をみたいた。
そうこうしていたら転倒して左膝をケガしたので来院。

当院の姿勢分析器で体のボディバランスをチェックしたところ、姿勢不良と筋力不足によって膝の下の骨の向きが外を向いてしまっていたことが原因と判明しました。

通常だと日にち薬で治るような状態だったのですが骨格のバランスが崩れることで治りが悪くなよくある例です。

施術
骨盤矯正で骨格を整えて、部分的に超音波を照射しました。

初回だけでずいぶん痛みは引いていたので、2回目は超音波とテーピングのみ
そして筋力不足を補うピンポイントのトレーニングを指導しました

 

数日後お母さんに会う機会があったので息子さんの調子を伺ったら、膝の痛みがなくなっていたとのことでした。

2018年05月18日

内くるぶし捻挫

年齢 19歳

性別 男性

症状
バドミントンをした後から足首の内側が痛くなってきた。
歩くのも痛みがあってぎこちないし、押したらさらに痛い。
左右比べても腫れている感じがするので捻挫と思って来院をきめました。

施術
1回目
施術:テーピング・超音波×2・骨ストレッチ
症状:腫れと痛みは半分以下に減って歩くのに支障はない状態。
翌日以降に少し痛みは戻ると説明を加えて初日を終了。

2回目施術:
超音波・骨ストレッチ
症状:翌日に来院。
腫れは引いているものの、歩くときの痛みと押さえた時の痛みは少しだけ残っている。
施術後は前日の施術終了時よりも軽快に歩けて違和感もない状態。
テーピングはなくても大丈夫な状態になりました。

3回目
施術:超音波
症状:少し間隔をあけての3回目です。
すでにほとんど違和感もない状態。
施術後はまったく問題なし。歩いても押さえても痛みはなくなりました。
テスト期間もあってしばらくバドミントンをしばらくしないそうなので、このまま安静に保っての経過観察となりました。

とりあえずこれで施術終了

院長山本の考察
今回はあまりない足首の内側にある三角靭帯前部繊維の微細断裂でした。
靭帯の損傷は軽度でしたが痛みは強いのでおかしいと思ったら。
靭帯の付着部である舟状骨の位置異常も併発していました。

これは痛い。

なので骨のわずかな位置を戻すために骨ストレッチをしました。

本人は初めての捻挫だったので不安があったようですが、初日から普通に歩けるようになったことで安心した様です。
お役に立ててなにより。

2018年07月13日